北井小夜子が黄綬褒章を受章し、天皇陛下に拝謁いたしました(2025年11月12日)

北井小夜子が黄綬褒章を受章し、天皇陛下に拝謁いたしました(2025年11月12日)

このたび、北井小夜子が立体刺繍の分野における卓越した技能を評価され、黄綬褒章を賜りましたことをご報告申し上げます。

2025年11月12日、ホテルニューオータニにて褒記・褒章の伝達を受け、
続いて皇居・豊明殿にて天皇陛下に拝謁する栄誉を賜りました。
陛下よりお言葉を頂戴し、身に余る光栄と感激に満ちた一日となりました。
また、お菓子も賜り、胸に刻まれる忘れ得ぬ経験となりました。

このような栄誉をいただけましたのも、
これまで温かく支えてくださった皆様のご指導とご支援の賜物と、
心より深く感謝申し上げます。

今後も、立体刺繍の可能性を追求し、
より多くの方に感動をお届けできるよう、一層精進してまいります。

黄綬褒章と黄綬蝶

このたびの黄綬褒章受章に合わせ、新たな対で二匹の蝶 ― 「黄綬蝶」 ― が誕生しました。
菊の御紋をモチーフに、本金糸(24金)・プラチナ糸(99.9%)・レーヨン糸・ラメ糸をふんだんに用い、独自の両面立体刺繍の新しい手法で創り上げた特別な蝶です。さらに、6粒のダイヤモンドを縫いとめ、輝きと気品を宿した唯一無二の存在となりました。
羽ばたく角度で色と光が移ろい、粉をまとったような神秘的な輝きが生まれます。

授章式当日は、着物に合わせ、帯に留めた黄綬褒章とともに、この黄綬蝶を 指輪 として身に着けて参りました。
また、付添人の男性には、ブローチ として胸に着けてもらいました。
特別な日をともに過ごした、私だけの一匹です。


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