介護申請とリハビリを受けるまで ― 私の実体験

市の健康診断が、すべての始まりでした

私が介護申請をしようと決断したのは、市の健康診断がきっかけでした。

心電図と肝臓の数値に異常が見つかり、紹介された指定病院で治療を始めました。

その後、市の健康管理課の方からお電話をいただきました。

健康診断の結果を把握してくださっていて、栄養状態や日々の生活について丁寧に聞き取りをしてくださいました。そして「一度お話をしましょう」と、自宅まで訪問してくださいました。

予想外の転倒と、動けない日々

実はその少し前、駅で押されて転倒し、膝を大きく裂く怪我をしていました。

麻酔も痛み止めも使えないまま縫合し、長年の薬の影響もあって、傷が塞がるまでに5週間かかりました。

歩いて5分のスーパーにも行けず、食事を作ることもできず、保存用の缶詰やレトルト食品でしのぐ日々。その結果、栄養不足になっていました。

初めて知った「支援制度」

そのとき初めて、市には緊急時に買い物代行などを利用できる制度があることを知りました。

また、高齢者の安否確認サービスとして、緊急通報装置を無料で貸与していただけることも教えていただきました。

申請には、家庭の状況や病状などさまざまな条件と審査が必要ですが、リウマチを抱える私は審査を通過し、警備会社と連携した緊急通報装置が自宅に設置されました。それだけで、大きな安心につながりました。

市の方からは、「動けるうちに介護申請をしておくと、買い物代行やリハビリなどもすぐに利用できますよ」と説明を受けました。

けれどその時の私は、

「まだ自分でなんとかしなければ」 「人に迷惑をかけてはいけない」「介護申請は大変なのではないか」そんな思いが強く、申請をためらってしまいました。

まさか7か月後に、ここまで状況が変わるとは思ってもいませんでした。

「あの時、申請しておけばよかった」

そう思いました。

けれど同時に、あの時の助言があったからこそ、今回勇気を出して申請することができました。

介護申請は、自分で複雑な手続きをするものだと思っていましたが、申請後は市の方が病院や主治医との連絡も含めて進めてくださいます。その後、面談を経て認定が決まります。

私が実感したことは、

リハビリは『できないことをできるようにする訓練』ではなく、『今の生活をもっと楽しむための準備』であると実感しています。

多くの方が「まだ大丈夫」「人に頼るのは申し訳ない」と、一歩を踏み出すことをためらわれます。

「介護申請=自立をあきらめること」ではなく、自立を助けるための手段です。

迷っている方へ

どうか、私の体験が、介護申請やリハビリに迷っている方の背中を、そっと押すきっかけになりますように。

まずは、市の健康診断を受けることから。

そして、必要なときには、どうか勇気を持って相談してください。

その一歩は、弱さではなく、これからを守るための大切な決断です。

「介護申請とリハビリを受けるまで ― 私の実体験」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 立体刺繍&グラスローズステッキの使い方

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