3D Embroidery and Glass Rose(立体刺繡&グラスローズ) 制作について

透明なGlass Roseのスケルトン構造という限られた空間の中に、どのように立体刺繍を収めるか——そこから制作は始まりました。

大きすぎれば入らない。小さすぎれば立体感が生まれない。

刺し方、固定方法、サイズバランスを何度も試行錯誤し、360度どの角度から見ても花が咲いているように見える立体構成を追求しました。

ステッキ上部には、立体刺繍Sayoko独自の技法で花を咲かせました。

さらに、その花に舞い留まるヘレナ・モルフォ蝶を、内部に収まる極小サイズで仕立てました。小さくとも模様や立体感を損なわぬよう、試し刺しを重ね、寸法や羽の角度を緻密に調整し、2匹を完成させました。

そして下半分には、スワロフスキーとビーズを巻き付けるように留め、光が流れるような奥行きを演出。

こうして限られた透明空間に、花が咲き、蝶が舞い、光が巡る小さな世界が生まれました。

それは、まるで着物の裾模様が歩みに合わせて広がるように、持つ人の姿をよりエレガントに引き立てるための構成です。

今回はフォーマルな着物に合わせて制作しましたが、スケルトン構造の3D Embroidery andGlass Roseは、装いを選びません。

普段着やデニムなどのカジュアルなスタイルにも自然に溶け込み、その日の装いに合わせて、エレガントにも、かっこよくも演出します。このステッキは、装いとともに表情を変えます。

限られた空間に広がる幻想の世界。

これは世界で初めて誕生した「立体刺繍」と「Glass Rose」が融合したアートステッキです。

実用性と芸術性を併せ持ち、身に添えることで物語が生まれる、唯一無二の作品となりました。

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